不眠症
不眠症とは、夜寝つきが悪い、眠りを維持できない、朝早く目が覚める、
熟睡できないなどの症状が続き、日中に眠くなったり、
注意力の散漫、疲れや体調不良が起こりやすい状態を指します。
不眠症は、小児期や青年期にはまれですが、20~30歳代に始まり加齢とともに増加し、
中年、老年と急激に増加します。
また、男性よりも女性に多いといわれているのが特徴です。
治療法
不眠症は、不眠の原因となる生活習慣を改善することが大切です。
日中に体を動かすことを心がけ、昼夜のメリハリをつける、
ぬるめのお湯で20分程度の入浴を心がける、寝具や寝室の環境を整える、寝酒を断つ、
など、日々の生活習慣を改善することで早期治療に繋がります。
また、症状によって医師の指導のもと安全性の高い薬剤での治療や
体内リズムの周期をずらす光治療も行われています。
なお、体の病気や心の病気が不眠症の原因だと考えられる場合は
まずはその治療を優先することが大切です。
まずはどのような症状があるのかをお伝えください。
当院では薬だけでなく、精神療法による治療を重視いたしております。
また症状に応じて薬での治療となります。